例外給付への流れ

例外給付(特例給付)とは、現在福祉用具をレンタルしているが、更新により介護度が軽くなり、給付の対象外になった場合等に行います。特にベッドや車いすを使用している方に多くあるケースです。

介護認定は一部の身体状況ではなく全体の要素で審査する為に、本来は必要な福祉用具でも給付を受けられなくなることがあります。

しかし、福祉用具のレンタルはそれらのリスクを鑑みて、例外的に給付を受けられるようにしております。

注:自治体の判断によって変化する為、一律のルールではありません。必ず確認をして頂くようお願い申し上げます。

 

例外給付の申請方法

まずは必要な理由を明確にする為に、主治医に意見書を求めましょう。そしてケアマネージャーや各専門相談員からの意見を集め議事録を作成し、自治体に申請します。車いすに関しては申請が不要な場合もあります。

 

車いすの例外給付について

この例外給付を受ける、受けないといった判断基準によく用いられるのが認定審査を行った際の、チェックシートです。確かに歩けないや起き上がれないといったチェックがされていれば例外給付を受ける一つの判断基準になりそうですが、厳密にはそれだけでは不十分です。特に歩行に関しては注意が必要です。短距離は歩けても長距離は不可という項目がない為、長距離移動に使用していた車いすの給付を受けられないケースが多々あります。例外給付はそのような場合でもしっかり申請することで給付を受けることができますので、まずは当相談窓口へご相談下さい。